驚かないで！偽札ではないから！

■ピカピカ光る5000ウォン札
韓国銀行は 新5000ウォン札の偽造防止装置を確認するためには｢触って・傾けて・映してみましょう｣とお願いしました。お札の表を触って見れば、凸凹した感触を感じることができます。お札を傾ければホログラムにある韓国の地図、太極、5000の数字が交代に現われます。特殊フィルムがさらにかぶせられて色もカラーに変わります。韓国の地図には独島までが鮮かに描画されています。

■お札に描かれている人物は誰！？
韓国のお札に描かれている人物を紹介すると、1万ウォン札はハングルを作った世宗大王(세종대왕･セジョンデワン)、5千ウォン札は栗谷李イ(율곡이이･ユルゴクイイ)、退渓李滉(퇴계이황･テゲイフォン)の姿が印刷されています。参考に1972年に一万ウォン札を初めて作成されたとき図案として国宝第24号の石窟庵(석굴암･ ソグルアム)の本尊釈迦如来座像(본존석가여래좌상)を、裏に仏国寺(불국사･ブルグクサ)の全景を印刷しようとしました。しかし、一部で図案素材が特定宗教と連関が深いと、反発が多くあり今の世宗大王の肖像になりました。

■新札は水に弱い？
韓国銀行によれば新5000ウォン札が、水に濡れた場合 偽造防止用のシルバーホログラムがはげることがあるので注意が必要だと発表されました。
ある人は｢間違いで洗濯機に新5千ウォン札を入れてしまったら、表の色がひどく抜けてホログラムもすべて消えた｣と訴えたそうです。これに対して韓国銀行発券国 関係者は｢ホログラムは水とアルカリ成分に弱いため洗濯機に入れて洗うとか水に浸せば消えることになる｣とコメントしました。ホログラムは紙の中に入っているのではなく、紙表面に押印されているため、水に濡れないように気を付けなけれならないようです。
みなさんも韓国旅行に行ったら新5000ウォン札に注目してみてください。