イマ、韓国映画界は日流！？

私の見た感想はというと、違う世界の人間模様ですので一回見ただけで内容がよくわからなかったというのが正直なところです。しかし、もう一回見てみようと思います。
他にも人気を集めたのが｢パッチギ(박치기)｣です。1968年を背景にした在日の兄と妹の成長と愛と友情を愉快に描いた作品で、私はこの映画に流れる音楽や歌のメロディーに感動して涙を流してしまいました。そして、人気マンガ「ナナ(나나)」の映画版も韓国で上映されることになりました。他にも｢今日の事件事故(오늘의 사건사고)」、「リンダリンダリンダ(린다린다린다)」が上映予定で、日本での韓流ブームに負けない日流ブームになっているようです。

■どうして日本映画が大人気？
今までは日本人に聞いても、日本映画は面白くないとの反応がありました。なので私もあまり見てませんでしたが、韓国人の友達は「日本映画も結構面白いね！｣と言われ、見だしたら結構ハマりました。新しい世代の若い監督たちの一味違う映画のスタイルが、韓国人にも日本映画の理解を広めているんだと思います。個人的には最近見た映画では「半落ち」「笑いの大学」｢亀は意外と早く走る｣「サバイバルスタイル5+」などが面白かったです。韓国でもいろいろな面白い日本映画がいっぱい公開され始めました。それとともに韓国も今の若い世代は、多様な生き方や考え方を認める受け皿になってきているかもしれません。

■韓国で活躍する日本の音楽家達
映画「パッチギ」を通して私は古い韓国の歌に接しとても感動をうけました。この映画を見なかったら、こんないい韓国の歌があったことすら分からなかったと思います。映画で流れる歌や音楽は、また違う楽しみができます。韓国の映画音楽も日本人が作曲したものがよく使われています。韓国戦争を題材にした人気コミックの映画版「ウェルカムトゥ・トンマッコル(웰컴투동막골)」やペヨンジュン出演の歴史ドラマ｢太王使臣記(태왕사신기)」の音楽は久石譲さんが参加しました。ハンソッキュ主演の映画「淫乱書生(음란서생)」は岩城太郎さん、「デイジー(데이지)」は梅林茂さんが映画作業を一緒に手がけています。韓国映画を見る機会があれば音楽家についても気をつけて見ると面白いと思います。